2006-4-28

精神を集中しよう!

旺文社・創業者の赤尾好夫・作の「勉強十戒」…(その2)の巻

2番目の「戒め」は…

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二.精神を集中しよう  …集中の度合が理解の度合である
―――――――――――――――――――――――――――――

時節は「5月」。5月と言えば『五月病』

もともとは、学校に入学した“1年生”、会社に入った“新入社員”が陥る『精神的・不安定症候群』ともいうべき「だるさ」「ヤル気の無さ」を伴う症状のこと。

「新環境に対する不適応病状」とも。

でも、これは“新入生”“新入社員”だけに限らず、例えば予備校に通いだした受験生にも当てはまるよね…。
嬉しいことじゃないけど。

『眠いから復習は明日でいいや…』
…なんていうのも、予備校の授業のペースに慣れてきた頃に、気の緩みから出てきそうな独り言だよね。

筆者は、小学校の時の担任の先生が言われた言葉が、今でも時々、頭の中に響き渡ることがある。
その言葉とは…
 

『今 やらずに、いつ 出来る。
 俺が やらずに、誰が やる。』

…というもの。担任の先生の造語というわけではないらしい(…当時は先生のオリジナルだと思っていたが)。
何年か前に、某政党の党首が盛んに使っているのを聞いて、「あ、これは誰か著名な人物の名言なのか~」と思った次第。


…と、少し話題が脱線してしまった~!

話題は『精神集中』のことだった。

言いたいことは…
「気の緩みは受験勉強の停滞を招く! やるべきことはすぐに実行しよう!」
「集中できている時の勉強は、頭に強くインプットされる!」
ということ。

『最近、ヤル気が起きないなぁ~。これって“五月病”?』
なんて思っているキミ! 「病(やまい)は気から」だ! 

精神一到、何事か成らざらん

この名言を肝に銘じて、頑張ろうぜ!!

2006-4-24

A rolling stone…

新学期が始まった、と思ったら、もうすぐゴールデンウィーク…。

「いよいよ、あと9ヶ月で大学受験かぁ…」とちょっぴり憂鬱になっている人も…。
「それにしても高校の3年間って早いなぁ」と思っている人も少なくないはず。

中学を卒業して高校に入学した時には、勉強も部活も恋愛も友達作りも…と強く思っていたのに、まさに『光陰矢の如し』だよね。
同じ“3年間”でも、中学のそれより高校の方が早く過ぎていく…と筆者も思ったものだ。

光陰矢の如し…『Time fly like an arrow.』。

貴重な時間は無駄にしたくないもの。大学合格を目指してのこの一年は、自分の学力をさらに充実させるために使ってほしい。

いきなり「説教くさく」なってしまった。
学校の朝礼なんかでは聞きたくない話みたいになってしまったが…

故事成語・諺っぽい話のついでに…

A rolling stone gathers no moss.
というフレーズを聞いたことがあるかな? えっ!みんな知ってる?
では、知らない人のために…

直訳すれば『転がり続ける石にはコケは生えない』ってな感じだが、『職業を変えてばかりいる人には金はできない』という意味を持っている。(ニートとかフリーターっていう人たちが増えている現代に、ある意味ピッタリの言葉かな?)
でも、この諺には、さらに発展させて『常に活動している人は沈滞しない』という、良い意味もあるんだ。

ちなみに、
rolling stone
このフレーズをベースにしているのに
アメリカの超有名な音楽雑誌(ロック・マガジン…日本版も出てるね)と
イギリスの長寿バンド(高校生のみんなも知ってるだろうが)
とがある。

音楽雑誌の「ローリングストーン」では、同誌が選定した“歴代音楽アルバム・ベスト100”なんていうのが注目される。
→ http://aokiuva.web.infoseek.co.jp/zrsalb100.html
ここにランクインしているアルバムは、それこそ子々孫々にまで受け継ぐべき人類の傑作ぞろいなので、高校生のみんなにも聴いてほしい作品ばかりだ。(筆者は、それほど音楽に精通しているわけではないが…)
この辺は「サブロー先生」の得意な領域なので、そのうち先生にも語っていただきたい
なぁ…と思っております…

ロックバンドの「ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)」は、結成が1962年だから、ものすごい長寿バンドだ。(ついこの間、来日してコンサートを行っていたからバンド名を耳にした人もいるよね) あの“The Beatles”とも交流があったくらいだから、とっくに「過去のバンド」になっててもいいのに、いまだ現役バリバリだから凄い!
しかも、ビートルズ同様に世界的にいろんなアーティストに影響を与えてるしね…。
A rolling stone gathers no moss. 」を体現しているバンドというわけだ。“常に活動
している人は沈滞しない”という良い意味の方でね。

…というところで『結論』…
ブログだから「起承転結」の文章にする必要はないと思うけど…、高校生・受験生のみんなには、「A rolling stone gathers no moss. 」という言葉を胸に刻んで、頑張ってほしい…と思うな。
もちろん『常に活動している人は沈滞しない』…という意味でね。

2006-4-18

「マーチ」「日東駒専」「関関同立」…って何?

   携帯版の『大学受験パスナビ』でも「トピックス」の中に解説を掲載しているけど、高校生・受験生の皆さんから「マーチって何ですか?」「大東亜帝国って何ですか?」と、よく質問される。
複数の大学を「ひとまとめ」にした言い回しが、よく受験情報の中で使われる。
ここでは、それらの言い回しの解説を(より詳しく)再掲載してみたよ。

1960年代後半から大学への進学希望者は急激に伸びてきた。いわゆる「偏差値」という言葉が生まれたのも、ちょうどこの頃。生徒への進学指導の面で、志望大学への合否を客観的に判断できる基準として生まれたのが「偏差値」だ。 現在でも大学受験の併願に際しては「チャレンジ校」「実力相応校」「安全校」をそれぞれいくつかずつ受験することが『合格』を勝ち取るポイントとされているが、それぞれ(偏差値レベルの近い)"グループ"を構成する複数の大学を、呼びやすくまとめたことが「マーチ」や「日東駒専」「関関同立」といった名称を誕生させたいきさつである。

1980年代初頭には既に大学受験情報誌や予備校で使われていた名称なので、「マーチ」「日東駒専」「関関同立」といった言い方を、当時"受験生"だった皆さんのお父さんやお母さんも使っていたかもしれない。



(←『螢雪時代』昭和57年・7月号より。「日東専駒」の
  表記を発見!)


同じように私立大学では、難関大学のグループを、文系では「早慶上智早稲田大学慶應義塾大学上智大学)」、理系では「早慶理科大早稲田大学慶應義塾大学東京理科大学)」と呼ぶことが多い。

「マーチ(MARCH)」とは、明治大学青山学院大学立教大学中央大学法政大学の頭文字のアルファベットを呼びやすく並べたものだ。 


この言葉が生まれた同時期に「ジャルワック(JARWK)」(当時のJAL=日本航空が展開していたジャルパック《JALPACK》というパック旅行の名称をもじった言葉)も存在していた。これは、入試において英語のウェイトの高い上智大学青山学院大学立教大学早稲田大学慶應義塾大学の5大学の頭文字を並べたもの。現在ではめったに使われない言葉だが、受験生に対して『人気の高い大学(志願者の多い大学)』の『入試情報を整理して伝達する』ために生まれた言葉だったのだ。


(←『螢雪時代』昭和57年・9月号より。「JARWK」として
  5大学をひとまとまりにした表現)



言葉が生まれた当時のそれぞれの大学は、伝統のある「法学部」「文・教育学部」「経済・経営・商学部」が中心で、21世紀の現在のように「国際…」「情報…」「環境…」といった歴史の浅い学部はなく、併願する受験生が多かったため、4~5校を一まとめにした方が指導をする先生方(あるいは予備校や出版社も…)が便利だったのだ。
 




ちなみに「日東駒専」日本大学東洋大学駒澤大学専修大学のまとまりを表した名称。「日東専駒」とも言われることがある。これは中国の故事・成語「一騎当千《いっきとうせん》」をもじった名称だ。(「駒」を「騎」として置きかえると…『一(いっ)』=『日(にっ)』・『騎』=『駒』・『当』=『東』・『千』=『専』…となり、さらに順序を入れ替えると「日東駒専」となる)

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2006-4-14

「桜」と「橘」(その2)

…というわけで「『桜』と『橘』」ネタの第2弾です。


『右近の橘、左近の桜』と言われるように、「桜」に対比される「橘」だけど、実際の橘を見たことのある人は意外と少ないのでは?(見たことのある人、挙手して…)

橘は「みかん科」の植物で、本州の温暖な気候の地域、四国・九州以南に植生しているそうだ。

実際に現物を見たことのない場合でも、学校の校章に使われている…という人は結構いるはず。もちろん「校名に『橘』が含まれている」という場合や、自分の住んでいる町の名前に「橘」の文字が使われている…という場合もあるよね。
(「コメント」で各地の皆さんからのご報告をお待ちしてま~す)

今では温暖な地域ですらポピュラーな植物ではないけれど、昔の日本ではポピュラーな植物だったのかな~

もっとも「紫宸殿」昨日の“さむ~いギャグ”でも触れた「ししんでん」でっす)自体が中国から伝わってきた建築様式に基づくものだから、文化として伝来しただけで、当時の日本でも、それほど「南に面した山の斜面によく見られる常緑樹」というわけではなかったかもしれない…
でも「万葉集」「伊勢物語」「源氏物語」にも名前が登場するほどだから、よく知られた植物だったことは間違いないようだ。

身近ではないにしろ「桜」に負けず、名称としては結構使われているかなぁ~
…と思い立ち、「Yahoo!japan」の検索窓に『橘』と『桜』を、それぞれ入力して検索結果の件数を見てみた。
…  7,860,000件
…33,300,000件
…圧倒的に「桜」の勝利。「橘」は「桜」の約24%でしかなかった。


ちなみに、インターネットでいろいろと調べていたら、「愛知産業大学工業高等学校」の作成する『橘座』というサイトに出会った。


同高校のある「橘町」の由来を記しているので、関心のある方は、是非ご一読を!

この「橘町」という町名の由来は極めて興味深い。ここに詳しくは書かないが、由来となった「古今和歌集」収録の…

   さつきまつ
    花橘の
     香をかげば 
   昔の人の
    袖の香ぞする

…の歌が実に趣があって素敵だ。


今、わが日本では「美しい日本の言葉」が失われつつある。上に記した和歌に対しても『じーん
とくるなぁ~』と感じるココロが失われているのかもしれない。

「橘」の香りを知らないことも、日本人としては寂しいことなのだろう…。

2006-4-13

「桜」と「橘」(その1)

日本列島を「桜前線」が北上中。

4月13日時点の「桜前線」は、皆さんの住んでいるエリアでは、どう? もうとっくに通過してしまったかな?

現在は新潟市と仙台市を結ぶ線上に「開花前線」があるようで…

旺文社・本社があるのは東京都新宿区なので、東京エリアでの話だけど、東京では一雨ごとに色があせてる状態だ。散る桜も“いみじう、あはれなり”…


『桜』と聞いて思い描くのは「別れ」と「新しい出会い」だろうか…。
日本では、3月下旬~4月初旬の時期が「卒業式」~「入学式」のシーズンだから当然の連想だよね。

僕もそうだけど、みんなも、あと数年すると「桜」を見るたびに『卒業式』や『入学式』を思い出すに違いない。
「満開の桜の下でクラスメートと写真を撮ったなぁ~」
とか
「入学式の帰りに始めて話をしたのが、今の親友だな。桜が散ってたな~」
とか…。


ところで、「桜」と聞いて『右近の橘、左近の桜』というフレーズを頭に描いた人はいるかな?
日本史や古典に興味・関心のある人、あるいは得意な人…あたりが連想するかな。
あるいは「『雛人形』の段飾りで毎年見ている」…という女子もいるかな。
向かって右が桜で、向かって左が橘で…あれ?って毎年『ひな祭り』のたびに悩んでないかな?

「右近の橘」
紫宸殿(ししんでん)の南階下西側に植えられた橘。朝儀のとき、右近衛府の武官の列する側にあたる。

「左近の桜」
紫宸殿(ししんでん)の階段の下、東方に植えられている桜。左近衛府の武官がこの桜から南に列したことからいう。

・近』だから『・クラ』と覚えればいいか。 ん? 「ししんでん」…?


右近が西で、左近が東?
桜は右か?左はどっち?
桜の「さ」の字で「さこん」でしょ
ししんでん ししんでん
ししんでんでんでででん



し~~~ん……
(「オリエンタルラジオ」ならびに「オリエンタルラジオ・ファン」の方、すみませんっ!)


このテーマの「つづき」は、また明日にでも…
(え? もういいって?)

2006-4-11

学習計画を立てよう!

旺文社の創業者である、故・赤尾好夫が、受験生のために創作した「勉強十戒」なるものがある。

受験生へのアドバイスとして、10項目の「戒め(いましめ)」を書き記したものだが、旺文社の受験生向け雑誌『螢雪時代』等で掲載(発表)されてから、半世紀近く経っているにも関わらず、現代の受験生にも通用する内容だ。

このブログで、毎月「1項目」ずつ紹介していくので、受験生の皆さんも、大いに参考にしていただきたい。

(高校の先生や、大学受験期に旺文社の雑誌を読んでいたというご両親などは、この『勉強十戒』に触れたことのある方も少なくないかも…)

では、その1。

―――――――――――――――――――――――――――――――――
一.学習の計画を立てよう   …計画のないところに成功はない
―――――――――――――――――――――――――――――――――

4月に相応しい項目だよね。受験生の皆さんには、是非『年間学習計画』を立てることをオススメ!

この3月14日に発売となっている、最新の<大学合格サポートマガジン>「螢雪時代(けいせつじだい)」の4月号でも、大特集のテーマは…

◎勝利への第一歩  合格する<年間学習>プランニング

だ。1年間の節目を『1学期』『夏休み』『2学期~受験直前』『受験本番(~合格)』の4つに設定して、時期時期のポイントと注意点を挙げて解説している。



 ←「螢雪時代」を是非読んで、
   年間学習計画の立て方を参考にしていただきたい。









また、(PRばっかりだけど…)旺文社から刊行・発売となっている『和田秀樹式 大学合格 螢雪手帳』(定価:1,000円)でも、かの和田秀樹先生が次のように語っているよ。


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「目標実現に向けて自分に足りないこと、必要なことを早い時期につかむことができれば、それだけ合格の可能性は高まります。その意味では、参考書や問題集は補助的ツールですが、この手帳は合格に直結した非常に有用なツールと言えます。

 言われたとおりの勉強をするだけでは真の志望校対策にはなりません。受験勉強は人に与えられたことをするのではなく、自分自身でやるべきことを見つけ出し、自分の力で進めていく主体的な取り組みにほかなりません。これを強力にサポートするのが、この『螢雪手帳』です。」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




『自分自身でやるべきことを見つけ出し、自分の力で進めていく主体的な取り組み…』こそが、「学習の計画を立てよう …計画のないところに成功はない」という勉強十戒の第1項目で言っている点だよね。


漠然と受験勉強を進めるのではなく、この4月から、是非「計画を立てて進める」ようにしよう!

がんばれ!受験生!!

(パスナビ・スタッフ/あっき~)

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