2009-12-28

【パスナビ】冬の昼夜逆転に注意

「早起きは三文の徳」の「徳」という文字は、
辞書によって「得」という漢字が使われていることもある。
そのためか「実際にいくらの得になるのか」を真面目に分析したデータも
世のなかに多い。
経済効果として「一回の早起きが数千円の得」になるという計算結果もあるが、
そもそもお金に換算できない部分が多いだろうと思う。
受験においては、夜型人間よりも朝型人間のほうが有利なことはいうまでもない。
入試は夜間に実施されるものでなく、朝から実施されるものだからである。
夜型のまま試験に臨んだ場合、自分ではしっかり起きているようでも、
無意識のうちに頭のなかが半分眠っている状態なので、実力を発揮しにくい。
つまり、夜型人間は最初からハンディを背負って試験に臨んでいることになる。

しかし、朝型のほうがいいことを分かっているにもかかわらず、
入試直前になって、逆に生活リズムを完全に崩す受験生が多いという。
その原因は、この「冬休み」だ。
年末年始は、夜型人間になる誘惑が多い。
お正月は、なにかと夜間のイベントも多い。
周囲の雰囲気に流されて夜遅くまで起きていることが普通になり、
いつのまにか昼夜が逆転した生活に慣れていく。
そして、すっかり夜型になったまま入試の日を迎える…
おそらく、こういうパターンが多いのではないだろうか。

では、いろいろなところでよく言われていることではあるが、
朝しっかり目覚めるための基本的な原則をここにまとめておこう。

太陽光などの強い光を浴びる
  人は光を浴びると、脳内で睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌が
  抑制され、
代わりに覚醒を促すホルモンのセロトニンが分泌されるという。
  部屋のカーテンを開けて光を浴びることは、じつは医学的にも重要なのだ。

◆ストレッチをする

  体を動かしたりすると、覚醒効果が増すという。
  ただし、受験直前に筋力トレーニングやスクワットを早朝に頑張りすぎて、
  昼に疲れ果ててしまって、失敗…、という例も聞いたことがあるので注意。

◆五感を刺激する

  たとえば、お気に入りのバンドの音楽をかけて朝から一緒に歌う、という人も
  いる。
  耳を使ったり声を発したりすると、効果的に覚醒を促すことができるという。

夜型の受験生にとっては、この冬が「朝型人間」に変身する最後のチャンス。
まずは、「毎朝きちんと起きる」という生活リズムを守ることから始めよう!




(いけまる)

2009-12-24

【パスナビ】静寂のクリスマス

「クリスマスが皆で楽しむイベントだなんて、いつから決められているんだろう?」
という疑問を、誰しも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

ましてや、一人で受験勉強などをしていると、
「自分だけ我慢している」という意識が強くなることもあるかもしれません。
ドラマや映画でも、たいてい「一人ぼっちのクリスマス」なんていうシーンが、
まるで「孤独の象徴」のように描かれることが多いですよね。
だから、なんだか世間から取り残された気持ちになるのかもしれません。

でも、「今までの人生で一番心に残っているクリスマスは?」と聞かれたら、
私の場合は、学生時代に経験した一人ぼっちのクリスマスを挙げます。

「いやいや、それは絶対に違うでしょ!」というツッコミが入るかもしれませんが、
これは「強がり」とかではありません。
本当に「一生の宝」のようなクリスマスだったのです。

海外に留学して初めてのクリスマスの夜を、
私はその大学のキャンパスで迎えたときでした。
「大学のクリスマスはさぞかし楽しそう!」と思ったら、…大間違いでした。
山奥にあるその大学は、冬になると氷点下の世界。
一番近くの街までも、車をとばして1時間以上かかる場所です。
いつもはキャンパス内で夜遅くまで騒いでいる学生達も、
さすがにクリスマスはそれぞれの実家へ帰ってしまったようです。
他の留学生達も、それぞれの母国に帰ってしまっていました。
とにかくキャンパスには人がいませんでした。
学生だけでなく職員の姿もほとんどなく、
学生会館の入口付近にクリスマスツリーがある以外は、
とくにクリスマスらしいものも見当たりませんでした。
誰もいない、静かなクリスマスの夜。
…つまり、あてが外れたわけです。

「さて、何をしようかな…」
そのとき私は、初めて自分が何もやることがないことに気づきました。

キャンパスのなかで、開いている施設が一つだけありました。
当時、24時間オープンしていた大学図書館でした。
図書館の中に入ると学生の影はなく、
ただ明々と電気が付いている状態でした。
なんという経費の無駄遣いだろう、などと思いながら、
しばらくぱらぱらと雑誌を開いたりしていましたが、
ついには本当にやることがなくなって、
結局、私はそこで自分の勉強を始めました。

窓の外はしんしんと降りしきる雪。
館内は深い静寂。
たった一人だけ、この世界に残ってしまったような不思議な感覚。

でも、このときは驚くほど勉強がはかどりました。
机に何時間も向かっていても、集中力が途切れない、
それどころか、どんどん頭のなかが研ぎ澄まされていく、
そんな経験は私にとって初めてでした。

ふと気がつくと、真夜中になっていました。
勉強を終えて図書館の外へ出たとき、
すっかり雪もやんでいて、屋外灯に照らされていたのは一面の銀世界。
凍てつくような冷たい空気を胸いっぱいに吸い込んだとき、
今までに味わったことのない達成感に包まれて、
とても安らかな気持ちになっていました。
故郷から遠く離れていても何でもできる、という強い自信。
きっと、それはクリスマスのマジックだったのかもしれません。

ありきたりの賑やかなクリスマスよりも、
まわりに目もくれずに受験勉強に頑張った冬のほうが、
人生のなかではきっと貴重な経験です。

今はあまり実感がなくても、未来の自分から見れば、
心に残る思い出の時間になっているかもしれません。





(ジョグパンダ)

2009-12-18

【パスナビ】万が一のときのために

「セルフスタイルの食べもの屋は絶対に利用しない」 という友人がいる。
店内に並んでいる商品を自分で選んでトレーに載せて買う、
「焼きたてパン」とかでよくあるタイプのお店のことだ。

「袋に入れられずに直に置かれている食べ物には、
誰のくしゃみが付いているか分からないから、食べない!」 と言う。

「それは、ちょっと考えすぎじゃないか」と笑おうとして、言葉に詰まった。

…ある意味で、その考え方にも一理あるかもしれない。

新型インフルエンザ対策の基本は、もちろん感染しないことだ。
マスク、うがい、手洗いなどは、とくに受験生なら絶対必要。
できるだけ人ごみを避ける、
せきこんでいる人に近づかない、
…このくらい神経質でもいいかもしれない。
今は、いわば「緊急事態」である。
それも受験直前ともなれば、あらゆる危険に気を配っておいて損はない。

でも、どんなに注意したとしても、
インフルエンザに絶対にかからないという保障はない。
だから、
もし感染したときでも、動揺せずに対処することが必要だ。

大学受験では、新型インフルエンザに対応するために、
2010年限定の「特例措置」が沢山ある。
センター試験なら、1月30日・31日に「追試験」がある。
国公立2次試験も、追試験が一週間後に実施されることが多い。
私立大学入試では、主に「追試験」「振替」「検定料返還」の3パターンがある。
但し、「特例措置」の申請には「診断書」が必要になる。
感染したら、まず病院等へ行って受診することが最優先だ。

パスナビでは「特例措置」が大学別にまとめられている。
自分が受験する大学にどんな措置があるのか、
今から必ずチェックしておいたほうがいい!
万が一のときにもスムーズに対処できるよう、
ここでインフルエンザの対応方法を知っておこう!
  ▼ ▼ ▼
『 緊急告知…新型インフルエンザ対応特集 』






(いけまる)


2009-12-17

【パスナビ】 捨てよう!

「受験」と「オリンピック」の違いは なんだろう?

「オリンピック」では選手達が皆、メダルを狙う。
たとえば、祖国の誇りのために、
または、個人の栄誉のために、
あるいは、愛する誰かのために。
それぞれ頑張る理由は違っても、
選手達の最終目標は、突き詰めていけば「金メダル」である。
「金メダル」を取るためには、
トップの成績を残さなくてはいけない。

でも、「受験」の目的はトップを取ることではない。
メダルの色も、順位も、関係ない。
あくまでも「合格」すればいい。

つまり「合格ライン」さえクリアすれば、
合格者のなかで最下位だってかまわない。
受験のときの点数が高かろうが低かろうが、入学後は平等だ。
講義のときに合格点数順に席に座るわけでもないし、
ましてや、点数によって教授陣からの指導に差をつけられるわけではない。

だから、志望校の「合格ライン突破」だけを目指せばいい。

旺文社教育情報センターでは、そのための対策を真剣に考えてきた。
そして様々なデータから、一般入試のための実戦的なプランをまとめてみた。
その結論として出てきた答えは、「捨てて勝つ」戦法である。

とらえようによっては、物議を醸しそうな考え方かもしれない。
教育情報センターが 「捨てよう!」 なんて言ってしまっていいのか、
…というご意見もあるかもしれない。

でも、受験は「お遊び」ではなく、「真剣勝負」である。
きれいごとを並べたアドバイスよりも、
現実的な「戦略」や「戦術」が必要ではないだろうか。

では、何をどのように捨てるのか?
『大学受験パスナビ』にその対策をアップしてあるので、
実際にお読みいただければ、この「捨てる」という意味も、
きっとご納得いただけると思う。
   ▼ ▼ ▼
『特集…2010年一般入試 合格ライン突破対策!』


パスナビ読者の「合格ライン突破」を心から願っている。





  (いけまる)

2009-12-15

【パスナビ】風邪予防スープ

寒い日になんとなく体調がすぐれないときは、
温かい「風邪予防スープ」(←勝手に命名) が効きます。

学生時代に友人から教えてもらって、
風邪気味のときに飲んでみたら効いたので、
それ以来、冬はこのスープをよく作ります。
といっても作り方は、いたって普通。
とくに特別なレシピやコツがあるわけではありません。
言ってしまえば、いろいろな野菜を細かくして
ゴチャゴチャに入れこんだスープです。

味はお好みで、コンソメでも、鶏ガラでも、かつおぶしでも、なんでもOK。
私の場合、最後に塩・コショウで味を整えるので、少し薄味にしておきます。
野菜は、そのときに冷蔵庫に残っているものを何でも、
それぞれ細かく千切りや薄切りにして、少しずつ入れます。
にんじん、大根、たまねぎ、キャベツ、しいたけ、ブロッコリー、……
入れる具材は毎回違うので、文字通り「てきとう」です。
でも、必ず入れる素材があります。
それは刻んだニンニクと、すりおろしたショウガです。

つまり、冬の体調管理のポイントは「体温調節」と「整腸」!
…というのが私の勝手な持論です。
 ・整腸・・・・・食物繊維をたっぷり摂ることで胃腸の調子を整えます。
 ・体温調節・・・・・ニンニクやショウガで体を芯から温めます


そうはいっても、受験生のみなさんは
「料理している時間なんて、ないよ!」
…というのが現実だと思います。
「野菜スープ、作って!」 と家族の方とかに度々お願いするのも、
ちょっと気が引けますよね。

そこで今日は、時間をかけずに作る「風邪予防スープ」を紹介しましょう。
といっても、市販のインスタントスープでいいのです。
ニンニクは、乾燥スライスやパウダーのものをサッと振りかけるだけ。
にぎやかしに、乾燥ワカメなんかを入れてもいいでしょう。
でも、ショウガにはちょっとこだわりましょう。
生ショウガを予め冷凍庫に凍らしておいて、すりおろします。
ショウガは凍ったまますりおろすと、繊維質も一緒にちぎれて、
必要な栄養素が無駄なく全部スープに入ります。
卵をおとして軽くかき混ぜれば、味もマイルドになって栄養もアップ!

腹にカーッと、熱とパワーが入れば、
自然に気持ちも前向きになっていきますよ!

受験勉強も追い上げの冬、
風邪をひかないように気をつけましょう!


ちなみに『高校受験パスナビ』のほうでは、
手軽に作れてスタミナがつくレシピをいろいろ紹介しています。
受験生のご家族の方は、ぜひご覧ください。
   ▼ ▼ ▼
パスナビパワフルレシピ





 (ジョグパンダ

2009-12-9

【パスナビ】センター試験を取り巻く数字の意味

先日発表されたセンター試験の確定志願者数を見て、
「あれ、なんで?」と感じた方もいるかもしれない。

来年(平成22年)1月16・17日に実施されるセンター試験の志願者数は、
前年比1.7%増の55万3,367人。
つまり、今年(平成21年)に比べて、9,386人も増えている。
「少子化」だとか、「大学全入時代」だとか、
ニュースでいろいろ取り上げられているにもかかわらず、
結局、センター試験の志願者数は逆に伸びている。

これには理由がある。
まず、来春の高校卒業者数については、
18年ぶりに増加が見込まれている。(8,884人増)
「少子化」というのは、あくまで長期で見た傾向であって、
年々受験者数が減っていくという意味ではない。

また今まで減少していた浪人の志願者数まで、
7年ぶりに増加に転じた。
この要因としては、「不況」も考えられる。
今まで難関私立大学のみに受験を絞っていた学生の多くも、
経済事情の悪化で国公立大学志望へ転換したと推測できる。

他にも理由は幾つも挙げられる。
私立大学や短期大学のセンター試験参加の傾向がますます進んでいること。
センター試験を利用した「入試の複線化」も進んでいること。
「早期受験組」と呼ばれる推薦・AO入試で合格を決めてしまった人達が
学力向上や緊張感の維持の一環として、
センター試験を利用するケースも広がっていること。

さらに、今年ならではの理由もある。
新型インフルエンザ対策として、受験機会の確保から
センター試験利用入試の出願を考えている学生が多いと考えられる。

センター試験が示す数字には、
その時代の様々な現実が複雑に絡み合っているのである。

結論として、ひとつだけ明確なことがある。
それは、センター試験が大学受験全体においてかなり重要になってきたこと。
だからセンター試験のための対策は、できる限りやっておいて損はない。

センター試験当日まで、まだ時間はある。



大学入試状況などの詳細は、このページで確認しよう!
  ▼ ▼ ▼
http://passnavi.evidus.com/teachers/




 (いけまる)

2009-12-5

【パスナビ】 白髪のランナーから学ぶ

先日、地元のマラソン大会に出場したときのことです。

スタートしてすぐに、前方に白髪のランナーの姿を見つけました。
市民マラソンでは、こういうシニアの方も大勢参加されますから、
それ自体はべつに珍しいことではありません。

でも、その人に関しては、どうも様子がおかしいと感じました。
肩を左右に大きく揺らして、ふらつくように走っています。
そんな走り方のランナーは、今まで見たこともありません。
マラソン初心者のご老人なのだろうか、と思いました。
途中で倒れなければいいけど…、と心配しながらも、
非情にも私はその人を追い抜いていったのでした。

この日の大会は、中盤からデッドヒート。
周囲のスピードに引きずられて、私は完全に自分のペースを崩しました。
ゴール数キロほど手前で、すでに消耗しきっていました。

そのときでした。
私の後ろから、サッ サッ サッ サッ ・・・・ と、
リズミカルに追い抜いていく人がいました。
肩を左右に大きく揺らす独特の走法。
なんと、スタート直後に追い抜いたあの白髪のランナーではありませんか!

いくらなんでも若いほうが負けるわけにいきません。
私は無理して加速して、必死に追いつこうとしました。
けれども、もう息が続かず、追いつけません。
その人の後ろ姿は、しだいに私から遠ざかっていったのでした。

ゴールの後にその人を見かけ、私は思わず声をかけました。
「あんなに速く完走できる秘訣って、なにかありますか?」
という私の質問に、
「べつに、人より速く走ろうとしているわけじゃないから」

と、その人から あっさりと返されました。
・・・ なんだ、少し冷たい性格のご老人だったのか、と思いきや、
その人は私のほうにきちんと向き直って、こう続けました。

「まわりに流されて走ったら、きっと途中でダメになるから、
 
ただ自分に対して、ねばるだけ」

なるほど、ねばって競う相手は他人ではなくて、
他人に流されそうになる自分自身の弱さ。

たしかに、そういう状況は私の経験上、
マラソンだけにかぎった話ではありません


たとえば、試験会場でも周囲の人達と競うことを意識しないで、
自分自身と向き合って、とにかくねばってみたら、
案外、落ち着いて最後まで集中できるのかもしれません。







(ジョグパンダ)

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