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【パスナビ】この季節のスランプに要注意!


ほとんどの受験生は、一度は「スランプ」を経験するようです。

  ※ スランプ …… 原因が分からないまま、成績などが一時的に落ちこんでしまう状態。

『螢雪時代』のアンケート調査によると、
大学合格者の約77%が「受験で精神的に追いつめられた」と回答しています。
「成績が伸びない」「自信が持てない」「学習が予定通りに進まない」…
精神的に追い詰められた理由は人それぞれ違うようです。

とくに、夏になる直前のこの時期は要注意。
精神的にも「つらい」と感じる受験生が多いそうです。
なぜでしょうか?
夏休み前といえば、時期的にも焦りを感じ始める頃だからでしょうか?

じつは、原因はそれだけではないようです。

たとえば、空がどんよりと厚い雲に覆われる日が続くだけでも
気持ちがふさぎやすくなる、という経験はありませんか?
体に浴びる光量と心理の間にも、密接な関係があるといわれています。
雨が多いときは、つとめて自分を前向きにする必要があるかもしれません。

でも、この時期の不調に最も影響を与えているのは、
気温、気圧、湿度の変化が大きいことだと考えられます。

人間の体温は常に36~37度に保たれています。
これがわずか1~2度上がるだけでも体調が崩れます。
人間の体は、精巧な機械よりもデリケートなのです。
気温が急に上がったり下がったりするこの時期、
また、冷房を稼動し始めて、暑さと寒さの差に慣れていないこの時期、
体温調節がうまくいかなることも多くなるわけです。

また、気圧と体調には深い関係があるといわれています。
「高山病」は低酸素と気圧の変化で体内のバランスが崩れることが原因ですが、
同じ場所にいながら、気圧の差で「高山病」に似た症状が出ることがあります。
とくに体の抵抗力が落ちているときは、少しの気圧の差で体調が悪化します。
頭痛、喘息、神経痛、メニエール病、結石などは「気象病」とも呼ばれていて、
気圧の変化によって悪化することも多いそうです。

湿度も重要な要素です。
「不快指数」という指標がありますね。
1957年にアメリカで考案された「蒸し暑さ」を示すものですが、
もともと人間の体は「高温多湿」に適していないために「不快」を感じるそうです。
内臓から皮膚に至るまで、水分は
汗や尿などを通して細かく調整されています。
しかし、「高温多湿」の場合は水分の蒸発が阻害されることから、
体温や体内の水分量の調節が狂ってしまい、
新陳代謝が悪くなって、
結果として自律神経のバランスも崩れやすくなるのです。
体が重く感じる、疲れやすい、頭が痛い、おなかの調子が悪い、眠れない ……
こうした症状は、じつはそのバランスが崩れている証拠でもあります。

体調不良は、すぐに心理面にも波及していきます。
「集中力が続かない」「頭が働かない」など、勉強にも影響が出て、
いつの間にか「スランプ」に陥ってしまうと考えられます。

ですから、この時期はたとえ「うまくいかない…」と思っても、
必要以上に自分の不甲斐なさを責めてはいけません。
もしかすると、その調子の悪さは「季節のせい」かもしれないのです。

そこで、今日はこの時期の体調管理のコツをお伝えしておきましょう。
といっても、特別なことをするわけではありません。
あたりまえのことを忘れずにやることで、体の抵抗力を維持するのです。
この時期に抵抗力をつけておかないと、
もっと暑くなったときには「夏バテ」…なんてことになりかねません。

抵抗力を高める基本は…
  ・水分を十分にとること
  ・食事を抜かずに食べること
  ・睡眠をしっかりとること
  ・お風呂で汗を出すこと
  ・できるだけ運動にこころがけること

「運動といわれても、受験生にはなかなか運動をする時間がない!」
という場合でも、
ストレッチをしたり、できるだけ早足で歩いたりなど、
こまめに体を動かすことが重要なポイントです。

受験も体が資本ですから、健康に気を配りましょう!




 ( ツ )


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