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【パスナビ】理学部と工学部は、こう違う

パスナビ編集部には、いろいろな学部・学科の出身者がいます。
先日、そのパスナビ編集部全員で飲みに行ったときのことです。
「理学」と「工学」の違いについて、話題にのぼりました。

理学部出身者の説明では、
「理学は、人類の未知の分野に最初に踏み込んで、その結論を工学が利用する」
一方で、工学部出身者の説明では、
「工学は、理学での結論を、きちんと形にしてお金にできる」

なるほど…、それぞれ立場によって説明の視点も違うわけですね。
はたして、「未知を探究する理学」 と 「夢を形にする工学」、
どちらがより一層 「ロマン」があるのか… という議論にまで発展しました。

…もちろん、結論など出るわけもありません。
まあ、お酒の席でそんな議論で真剣に盛り上がることができるのも、
なんともパスナビ編集部らしい光景なのかもしれません。

さて、あらためて「理学部」と「工学部」の具体的な違いは何でしょうか?
おそらく高校生の方々にとっては、詳しく知っておきたい部分かもしれません。

理学部は、物理学や化学、生物学、地学(地球科学)、数学などの自然科学を
理論的・実験的に研究する学部です。
一般には、高校で学んだ数学・理科を基礎として、
専門化された先端分野の研究を進めることになります。
京都大学理学部長の吉川研一教授によれば、
「未知なる自然現象を解き明かすことで、文化や社会の進歩に貢献する学問」
だそうです。

一方、工学部は、自然科学を基礎に、
人間と社会に有用なものを作り出そうという学部です。
つまり、理学の成果を具体的な形にして、
実際に社会で役に立つ「ものづくり」をする学問です。
名古屋大学工学部長の鈴置保雄教授によれば、
「自然科学の原理や成果を形にし、人類社会の発展に役立てる学問」
だそうです。

現在、理学部は国立では大部分の大学に設置されていますが、
公立や私立では一部の大学にしか設置されていません。
多くの私立大学は、工学分野に理学分野を合体させて「理工学部」となっています。
これらに加え、生産工学部、基礎工学部、システム工学部などが、
さらに情報系の学部として情報科学部やコンピュータ理工学部が、
また、学科を再編した形で、基幹理工学部、創造理工学部などが設置されています。
なお、理学系の科目や専攻については、
学芸学部や教育学部、文理学部といった学部でも学ぶことができます。

「理学部」と「工学部」は、ある意味で 「似て非なる学問」 といえます。
志望する高校生や受験生の方々は、学ぶ内容をよく見極めたうえで、
自分に合った学問分野を選択しましょう!


京都大学理学部長・吉川研一教授のお話をパスナビで読みましょう!
   ▼
理学部の魅力って何?


名古屋大学工学部長・鈴置保雄教授のお話をパスナビで読みましょう!
   ▼
工学部の魅力って何?


理学部と工学部の詳しい違いは、このページで確認しましょう!
   ▼





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